(第4回)おすすめツール紹介④

(第4回)おすすめツール紹介④

目次

執筆者の紹介
マウス
キーボード
Git Bash
終わりに

執筆者の紹介

おすすめツール紹介第4弾という事で今回は私、須崎が執筆させていただきます。
私は普段パブリッククラウド関連の環境構築などを担当しており、付随してクラウドでは欠かせないLinux OSも同時に扱うことが多いです。
今回はよりインフラ関連の作業をしやすくするために導入したPC周辺機器や自身のPCにインストールしたソフトウェアをピックアップしてご紹介させていただきます。

マウス

まずは、周辺機器のこだわった部分をご紹介させていただきます。
私が仕事等のPC作業でストレスが一番軽減されたのが良いマウスを使うことでした。
そしてその良いマウスとして、私が使っているのはLogicoolMX Masterというマウスです。

MX Master

見た目は結構大きめな感じで重量感があります。
現在は販売されておらず後継機として「MX Master 2S」が販売されております。2019年9月に米Logitechより「MX Master 3」を発売すると情報が公開もされました。(..かなり欲しいです)
では、次にこの機種に出会い感動した点を紹介します。

いつまでも回転するスクロールホイール

スクロールホイール回転

スクロールホイールは通常ではカリカリとした感覚の「ラチェットモード」でスクロールさせますが、手前のボタンを押すとスクロールの動作を切り替えることができ、高速スクロールの「フリースピン」モードにすることが出来ます。これによりステップ数があるソースコードでもスイスイスクロール出来ちゃいますね。開発者の皆さんには特に重宝する機能では無いでしょうか!

ソフトウェア「Logicool Options」による機能設定が可能

Logicool Options

上記の〇の箇所をクリックすると各ボタンの押下時の挙動をどうするか決められます。例えば、ジェスチャーボタンの動作の変更は以下のような感じです。

Logicool Options ジェスチャーボタン

正直私は何を割り当てれば良いか悩んでしまいましたが、自分の好きな動作を覚えさせておけるのはすごく有難いです。

キーボード

キーボードは最近、買い替えて東プレの「REAL FORCE」という機種を使用しています。このキーボードのスイッチ構造は「静電容量無接点方式」というものが採用されてます。耐久性に優れており指への負担が軽減されるなめらかなタッチが特徴です。

REAL FORCE

私が購入したのは「R2TL-JP4-BK」という型のものです。テンキーレスモデルとなり職場でも幅を取らないためデスク周りがすっきりします。キーの重さは45Gとちょうど良い重さなこともあり、キーボード操作に指が疲れず重宝しております。

ただ、テンキーレスにしたのですが、私はキーボード上部の数字キーの入力操作がそこまで得意な方ではないので、テンキーを使いたいこともしばしばあります。そこは自分の熟練度の向上と思いあえてテンキーレスモデルにしてみました。
今のところキーボード操作が向上している気配は無いです(笑)

Git Bash

ここからは、ソフトウェアの紹介ということで冒頭にも書きましたが、私はLinuxを触る機会が多いので、「Git Bash」というWindows上でもターミナルのような操作ができるCUIツールを導入しています。

ただ、Linuxサーバへの接続は私は「Tera Term」を使う事が多いため、基本的に現在はキーペアの作成などで使用している程度です。(Git Bashをインストールする際に一緒にOpenSSLもついてきます)



Windows ですとフォルダの区切りが通常はバックスラッシュ(円マーク)ですが、Git Bashではスラッシュで表現され、pwdコマンドでカレントを確認すると「/c/Users/ユーザー名」となっています。

Git Bash 起動

試しにキーペアの生成をしてみます。

susaki@SUSAKI-PC MINGW64 ~
$ cd ~/.ssh

susaki@SUSAKI-PC MINGW64 ~/.ssh
$ ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "hoge@example.com" -f ~/.ssh/id_rsa

Generating public/private rsa key pair.
Enter passphrase (empty for no passphrase):●●●●●●●
Enter same passphrase again:●●●●●●●
.ssh フォルダ

Windows上でLinuxのような操作でキーペアの作成が出来ました!

Git BashではLinuxで使い慣れた「ls」コマンドや「vim」コマンドが使用出来ます。また名前の通り「Git」コマンドも利用可能なため、Windows上でGit操作をする際には重宝するツールではないでしょうか。

外部 Linuxへの接続は「ssh」コマンドを使いLinuxへの接続もできますが、そこは「Tera Term」や「Putty」など慣れたツールを使う形で良いかと思います。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
マウスとキーボードはPCを使用する上で一番触れる機会が多い周辺機器となり、自分のこだわったものを使うことで日々の業務の生産性も向上するのではないでしょうか。

私が実際にマウスとキーボードを買い替えてみて、生産性が上がっているのかは不明ですが(笑)少なくともPC操作におけるストレスはかなり減ったと思います。
特にスクロールホイールのフリースピン機能は無くてはならない存在となっております。